異才ラッパーSensationalとKouheiの共作がWordsoundからリリース

Sensational
Kouhei

『Sensational meets Kouhei』
Sensational and Kouhei
Remix by Autechre and Spectre
2006.6.16 Release
アングラ・ヒップホップ・シーンきっての異才ラッパーSensationalとノイズ・ミュージシャンKouheiのタッグがアルバムをドロップ!
アンダーグラウンドHipHopシーンのSuper Rapper、元Jungle BrothersのSensationalと Mille Plateauxからの1stアルバムや、Merzbow、Asmus Tietchens、Rudolf Eb.er、Anla Courtis(reynols) RLWをはじめ様々なミュージシャンとのコラボレーションやリリースを続けるKouheiとの夢のアルバム!!!
05年の日本Tour時になんと一日で9曲のレコーディングをしてしまった! という異作。 Next levelへ向かうべくIntroでは英国の鬼才電子音学家Trevor WishartのMaterialを使いNoizyな CollageHopを、元SxOxB、Rise from the deadのメンバーNaotoFukuharaのBeatMaterialを使用した Skrippin。また、Noise Musicを通してKouheiと親交のあるRussell Haswellのお友達Autechre がSensationalの大ファンと言う事もありRemix Sensachre 10mix(オウテカは10回も曲を作り直していた!) を提供! そしてもちろんWordsoundのボスSpectreもRemix Purple Peepsを提供! CDには大阪でのレコーディング風景を映像化した動画ファイルも収録されるなど他のHipHopとは一味違うまさに Next iIl HipHop Styleがここに誕生!
-WORDSOUND RECORDINGS-
NYはブルックリンを拠点にHipHop、Dubをベースに置いたダークでイルネス感溢れるサウンドを10年以上に渡り発信し続けてきたWordsound。レーベルの主宰者は名著HipHopBeats(原版はNew
beats)で知られるスキッズ フェルナンド Jr又の名をSpectre(他にも別名義多数)。マイアミで"ダブフリーケンシー"というレゲエを中心としたラジオ番組を持っていたスキッズが相棒であるメガバイトと共にNYに移ってきたのが91年。ブルックリンで知り合ったアーティストとのアンダーグラウンドネットワークがWordsoundを形成してゆく。当時ダブドラムンベースをクリエイトしていたラスタマン
Dr Israel、レーベル"バカラ"を主宰していたプロフェッサー・シーハブ、そこにビル・ラズウェルやプリンス・ポール等著名なアーティスト達も加わりWordsoundの1stタイトル"RedShift(V.A)"が世に出された。その後現在に至るまで50枚以上の作品群が続いてゆくこととなるのである。当初は無国籍なアンダーグラウンドDUBサウンドの作品が多かったが、96年、プリンス・ポールの初のソロアルバム"Psychoanalysis"をドロップした頃よりヒップホップ色も強まっていく。97年にはアナログのみをリリースするサブレーベル"Black
Hoodz"を設立、Jungle Brothersのお蔵入り音源やAnti pop consortium等をリリース、スキッズが云う"イルスクール・ヒップホップ"が推進されていく事になる。'02年にはSpectre、Sensational、MentolNomadが初来日、イベント主宰者Flying
SwimmingのメンバーであるKouheiがSensationalのトラックをプロデュースする等日本との交流も深まった。一貫してノンカテゴライズでリアルアンダーグラウンドな作品のみをリリースする姿勢は70年代後期、ポストパンク時におけるインダストリアル、ファクトリー、オン・ユー、カム・オーガニゼーション初期のラフトレードといったレーベルの姿勢に相通じるものを感じる。この様な音を10年以上にも渡ってコンスタントにリリースし続けるのは並大抵の精神力では出来ないであろう。暗黒に身を置かなければ光を見る事は出来ない、というステイトメントはとどのつまり、スペクターやWordsoundの面々が奏でるダークなサウンドスケープの中にこそ本当のポジティブなパワーが燦然と輝いているのだと云う事であろう。サンテグジュペリの著"星の王子様"での"砂漠が美しいのは何処かにオアシスを隠しているからだ"という台詞と似た感覚かなのかも知れない。
文:秋井仁(Baobab Record)
Wordsound Recordings
http://www.wordsound.com
http://www.ffss.info/Wordsound/Japan.html