chori,YOSSIE
[KSWS第2期トーナメント]
第3回予選 06.01.21(sat)
決勝 06.02.18(sat)
会場:black box
住所:KSWSの公式サイトに掲載しています。
時間: 22:00open/ 23:00 start
観戦者・出場者ともに
door¥1,500(with 1drink)
ラッパーは全部言葉にしちゃうけど、詩人の場合は逆に言葉にできない部分というか、 情感であったりとか、そういうところで勝負できる強さもあると思う
★11月19日にKSWSの予選を見学させてもらったんですが、行く前にあるミクシィの友人がメールで、「あのイベントは若干ラッパーさんに有利かなぁ」っていってて、僕もその時は「ほんまかなぁ」って感じだったんですけど、実際イベント見学して、僕もラッパーさんに有利かなっていう印象を受けたんですよ。まぁ対戦者にもよるんですけど、どっちかというと詩人さんよりもラッパーさんの方が評価が上なんかな? っていう部分はありましたね。
c:それ、すごい言いたかったことで、ピンポイントでついてきましたね(笑)
★あ、マジっすか?
c:ええ。それは審査員のサイドだと逆だと思うんですよ。GEBOさんだったり森田さん(※現SUPPON RECORDSスタッフ)だったり、ヒップホップの人たちはむしろ同業者に厳しいんですよ。でもなんで結果的にラッパーが有利になるかといえば、お客さんがみえてるか、みえてないか、「自分っていう表現」を切り売りする覚悟っていうか、そういうビジョンがどれだけあるか、っていうところだと思うんですよ。まぁ、ラッパーでもホントどうしようもない人もいますよ。「ヨウ、ヨウ、俺がヨゥ」みたいな感じの人が(笑)。それだけで「以上! 」みたいな。でも同じことを言ってても詩人とラッパーで何が違うかといえば、詩人はエンターテイメントしてる自覚がないんですよ。詩人は自分の中の表現の世界であったり、そういったものをどれだけ表現できるかっていうところにかかってる人が多いから。だから仮に同じレベル、同じクオリティでいえば、間違いなくラッパーの方が(お客さんの方に)外に向いている。だから結果的にそういう風にラッパー有利に見えるんだと思います。
★なるほどなぁ。審査員の中でも意見の違いはあると思うんですけど、そういう部分での評価があるんですね。
c:そうですね。もともと表現に優劣はつけれないので。明らかに自分の好みであったり、独自の審査基準があると思うんです。
★まぁ、あまり聞くべきことではないのかも知れないですけど、京都には詩人さんが多いということでKSWSで詩人さんが勝ちあがるために、chori君からみた視点で「こういう部分があれば評価したい」っていうのはありますか?
c:僕がすごく思うのは、ラッパーって「言葉」で言うじゃないですか。例えば「おれがリアルだ」っていうようなことを。でも詩人ってあんまりそんなことを言わないですよね。逆にそこは詩人がラッパーの足をすくえるところだと思うんですよ。ラッパーは全部言葉にしちゃうけど、詩人の場合は逆に言葉にできない部分というか、情感であったりとか、そういうところで勝負できる強さもあると思うので。ラッパーとは違う方向を辿って、「これがリアルなんだ」ということを言える詩人がいれば、それは強みになると思います。
★なるほど。これはぜひとも詩人さんには聞いてもらいたいですね。
c:聞かせたいですね。とくに最近は個別に電話して説教してるんですよ(笑)
★そうなんですか(笑)。えらい丁寧ですね。
c:丁寧なB型なので(笑)
Y:B型?
c:そう。
Y:一緒や(笑)
★(笑)SSWSとKSWSとでは審査員の方って違うと思うんですが、審査員を選ぶ基準ってあるんですか?
c:基本的に、僕が司会をやらずにダフ君(5W1Hのラッパー)が司会をやっているのは、ヒップホップ畑の人間がリードしてるっていうのがわかった方がいいと思うので。詩人はほっといても来ますから。
★なるほど(笑)
c:そういう戦略的なところもあるんですけど、審査員に関していえば、GEBOさんや森田さんはダフ君のつながりでできたんです。茂山童司(※大蔵流狂言師)さんを入れたのは僕の独断なんですけど、せっかく京都なんだから伝統文化も取り入れようと思って頼みました。後はその時その時で、例えばFM-KYOTO(α-station)の専務の方がいたりとかですね。
★基本的にはchori君の人選って感じなんですね。
c:そうですね。まぁスタッフの中にもアーティストが多いので、そういうつながりには事欠きませんね。
★確かにGEBOさんの存在っていうのは僕は大きいと思いますね。ラップやってる子でGEBOさんにみてもらいたい人は絶対多いと思うので。
c:そうですね。やっぱり関西でやる以上、はずせない人だと思うので。将来的には韻踏合組合のヒダさんとか、後ダルマさんとか、そういうメンツも呼べたら面白いなと思うんですけど。GEBOさんと一緒に並んでいるのも見たいし(笑)
★それは面白いですね(笑)。審査もヒートアップするでしょうし。
c:すると思いますよ。
★YOSSIEさんはKSWSの第一期のチャンピオンになって、今後はフリースタイルで特にこういうのをやりたいっていうのはありますか?
Y:そうですね。今日SUIKAのライブ観たっていうのもありますけど、枠にとらわれないバンドスタイルっていうのも楽しいし、SUIKAが具現化しているような他ジャンルの融合したようなバンドをやれたら面白いと思います。
★今はYOSSIEさんはソロで活動されてますけど、そういったバンドとコラボして何かやりたいっていうのがあるんですか?
Y:そうですね。基本的に、<生>、ってやっぱ気持ちいいですよね。いろんな意味があるんですけど(笑)
c:いろんなモノができちゃいますね(笑)
Y:うまいこと言うなぁ(笑)。まぁ、それは今日のライブみて思いましたね。一人やとやっぱり、一人の色というか、なにかもったいない気がするんですよね。KSWSっていうコミュニティができたのはすごい大きいことで、いろんな詩人の人たちを見さしてもらって、何かこれから面白いことができるんじゃないかっていうのはすごい思いますよ。
★わかりました。では最後に代表のchori君から今後KSWSに出てみたいという方にメッセージをお願いします。
c:KSWS、SSWS両方に言えることなんですけど、他のMCバトルと違うのは、お互いがいじりあったりディスり(=非難し)あったりするんじゃなくて、もちろんそれもOKなんですけど、5分間という与えられた時間の中で自分のネタをやるなり、フリースタイルをやるなり、本当にかっつりやることもできるし、実験的なこともやれるし、まぁ自分でいうのも何なんですけど、懐の深いイベントだと思うので(笑)。いろいろ試したいことであったり、自分がどこまで通用するかだったり、何でもやれる自由なバトルだと思うんです。ラッパー、詩人、芸人、シンガーといったいろんなジャンルの人たちと戦えるので、老若男女問わずやりたいことをやりにきてくれれば嬉しいですね。年齢、性別、国籍なんか関係なく何でもこいや!っていう感じで(笑)。アルティメットバトルですから。
★なるほど。わかりました。僕も今後の動向を楽しみにしています。ぜひとも盛り上げていってもらいたいですね。
c:来年は飛躍しますんで。後、僕は嫁募集中ですから(笑)
★マジっすか?じゃあそれもウェブの方にのせますんで(笑)
c:お願いします。
Y:それを公私混同というんじゃないですか? (笑)
c:僕の始めたイベントですから(笑)
ある意味、権力の乱用ですね(笑)。今日は楽しいお話聞かせてもらってありがとうございました。