chori,YOSSIE
[KSWS第2期トーナメント]
第3回予選 06.01.21(sat)
決勝 06.02.18(sat)
会場:black box
住所:KSWSの公式サイトに掲載しています。
時間: 22:00open/ 23:00 start
観戦者・出場者ともに
door¥1,500(with 1drink)
酔っ払った勢いで主催者の方に「京都でもやりますよ、SSWSを」って言っちゃったの がはじまりですね。
毎回関西の音楽関係者に音楽との出会いから現在に至るまでをじっくり聞いていくこ のコーナー。今回は京都に足を運んでみました。各地から「歌」「ラップ」「ポエト リーリーディング」など様々なジャンルのフリースタイラーが集結し熱いバトルを繰 り広げる異色のイベント、KYOTO SPOKEN WORDS SLAM。その仕掛人である代表 のchoriさんとKSWSの第一期チャンピオンのYOSSIEさんお二人のインタビューです。折 しも今日12月5日はウッドベースの吟遊詩人こと、Takatsukiさんが所属するバン ド“SUIKA”のライブが行われ、YOSSIEさんもパフォーマンスを披露。ライブ後の、熱気 と酒気(?)が覚めやらぬ京都の寒空で熱く語ってもらいました。
★まず音楽との出会いについてお話を聞かせてもらえますか?
chori(以下c):もともと最初は中学生ぐらいの時に、もう言ったらみんな笑うと思うけど、ザードとか華原ともみとか、そういうところから入ったんですよ。丁度その頃、ギターを弾き始めて自分で曲を作ったり歌詞を書いたりっていうところで、詩にもそこで入ったんですけど同時進行で自分がクリエイトしていくっていう部分でどんどん深みにハマッていき、一年後ぐらいには誰も知らないようなアングラなバンドを聴いてる、そういう子になってたんです。で、ヒップホップと出会ったのは、SSWS (SHINJUKU SPOKEN WORDS SLAM)っていうKSWS(KYOTO SPOKEN WORDS SLAM)の本家本元のイベントで、そこでSUIKAのアトムさんだったりタカツキさんだったりコマチさん(※現Da.Me.Records所属の女性ラッパー)に出会って。2年半前ぐらいのことですね。
★バンドをやりはじめたのは中学の時からですか?
c:そうですね。バンド自身が動き始めたのは高1のときなんですけど、まぁ15、16ぐらいからですね。未だにそのバンドはやってるんですけど。
★そうなんですか。
c:ええ。最近は自分がポエムを詠んで、後ろは即興で音楽をやるっていう感じですね。ちょっとSUIKAっぽいかな。
★なるほど。それは普通のライブバンドみたいな感じなんですか?
c:そうですね。ギター、ベース、ドラムの3点セット、プラスボーカルっていうことですね。ロックとかオルタナとかジャズとか、なんでもやるみたいな。
★ジャンルとか関係なしに?
c:関係ないですね。基本的にジャムセッションの上に、言葉をのせるっていう形なので。
★「chori」っていう名前の由来について教えてもらえますか?
c:はい(笑)。中学生の時に用事があって友達にFAXを送ったんですよ。で、僕の名字が「千」なんですけど、(相手に送る時に)「千ヨリ」って書いたら「チョリ」に見えたっていう、ただそれだけの話なんです(笑)
YOSSIE(以下Y):それすごい興味深い(笑)
★謎が解けました(笑)。まぁ話は変わりますけど、KSWSをやりはじめたきっかけっていうのがタカツキさんとかそういう人たちとの出会いで自然とやっていくことになったんですか?
c:そうですね。僕もSSWSにはよく出さしてもらってて、一番いいときで決勝トーナメントまでいって、後一つ勝てばグランドチャンピオンを決めるところまでいったんですけど、その時にその年度の優勝者とあたって7対0っていうストレート負けをしまして。なんだかんだで悔しかったっていうのもあったんですけど、負けた悔しさで酔っ払って、「このまま何もせずに京都に帰るわけにはいかんだろう」と思って酔っ払った勢いで主催者の方に「京都でもやりますよ、SSWSを」って言っちゃったのが(KSWSの)はじまりですね。
★それがきっかけですか!?
c:そうなんですよ(笑)。言った手前、引っ込みようがないもんで。次の日電話してスタッフ呼んで。去年の9月ぐらいですね。それで動きだしてしまったっていう感じですね。
★最初はSSWSには(トーナメントの)出場者として出てたんですか?
c:そうですね。
★何回ぐらい出たんですか?
c:なんだかんだで、一年半ぐらいは出てました。僕の場合は極端で、一回戦で負けるか、決勝までいくかっていう、そういう人間でしたね。
★なるほど。で、chori君がKSWSを半年ぐらいやって、古巣のSSWSと比較して違いはありますか?
c:SSWSの方は、僕は直接は見てないんですけど、最初の半年ぐらいは参加者が少ないとかいろんな問題はあったみたいですけど、KSWSはその意味では文化的な土壌っていうか、京都にはいろんなジャンルのアーティストがいて、特に学生とか若い世代がすごく定着しやすい文化があるので、その面はやりやすいですね。ただ、SSWSと具体的に違うのは、SSWSはラッパーが多いんですね。京都の場合はどっちかというと詩人が多い。それはラッパーよりも、詩人とかラッパー以外の人間のニッチなシーンでのニーズがすごくあったからなんじゃないかっていう感じはありますね。
★なるほど。フィールドの部分での違いっていうことですね。
c:そうですね。地方都市といっても京都という町は独特の文化をもっているところだと思うので。
★今のKSWSとSSWSとでは動員数の違いはありますか?
c:基本的にSSWSよりも多いと思います。
★話が戻るんですが、ラップをやりはじめたきっかけとか、影響を受けたアーティストとかいますか?
c:(ブルー・ハーブの)ボスが大好きで、別に信者ではないんですけどね。リップスライムとかキック・ザ・カン・クルーとかも好きですけど、所謂わかりやすいラップだけじゃなくて、ある程度は詩の朗読的な要素とか文章でメッセージを伝えるっていうスタイルに惹かれたのもあって、それはSSWSの影響もあるんですけどね。
★なるほど。
c:ここ一年半前ぐらいかな。SSWSの司会のアトムさんとかにも影響うけてますね。本職は一応、詩人なんですけどね(笑)
★次はYOSSIEさんにお伺いしたいんですけど、KSWSに出られたきっかけは何ですか?
Y:flow君(※現KSWSのスタッフ)と前々から知り合いで、synergyっていうイベントを京都で一緒にやってて、SSWSの話題は以前から知ってたんです。で、それと似た京都版をやるということで、見に行ったことはなかったんですけど、一度見てほしいって言われてて。ジャンル的に違う詩人の方とか、まぁ異種格闘技戦じゃないですけど、詩人の方のスタイルとかも含めて言葉のアーティストっていう括りで一緒に参加できるのは楽しいかな、と思いまして。基本的にカタチがないというか、自分が表現する方法には(決まった)カタチがないので、それで(KSWSに)出ましたね。
★KSWSに出る前にラップをいろんなところでやったりっていう経験はありますか?
Y:ラップをはじめたのは高校3年生のときですね。その時は2MCでやってて、地方番組のオーディションにデモとか送って、その番組の公開録画に出たりとかしてました。ラップはじめて一年目ぐらいですね。それから大学1、2年の時に2MC+1DJで大阪を拠点にライブ活動してました。
★そういう活動の延長上でKSWSもやってみようかなって思ったんですか?
Y:京都で一人でやりはじめたのが転換期になってますね。それまではグループでやってて相方と価値観が違うところがあったので、一から自分の表現したいラップをやりたいなって思うようになって。たまたま大学の関係で2年京都に住んでたのもあるんですけど、それでsynergyにも出るようになりましたね。
★その中でKSWSに出たのも自然な流れだったんですね。
Y:そうですね。まぁ自然な流れというか、最初はフリースタイルのイベントがあるっていうこと自体あまり知らなくて、きっかけになったのは2年前に出たB-BOY PARKですね。結果は予選で惨敗でしたけど、いろんなクラブでオープンマイクがあったりして遊びに行ってるうちに、(フリースタイルが)面白くなってきましたね。
★今、特にYOSSIEさんが好きなMCっていうのはいますか?
Y:今現在で特に見習いたいなって思うのは、サムライ・トゥループスのメテオさんですね。ほんまに好き勝手やってる感じで、まさにフリースタイルですよね。
高校のときは一年間家出をしてアルバイトで生計を立てていたというchoriさん。普段 は会社で仕事をこなし、夜な夜なマイクに魂を込めるYOSSIEさん。後半は、そんな二 人の魅力にさらにせまります!