YOSSAN×PAL (RHYMESCIENTIST)

RHYMESCIENTIST
大阪、関西圏を中心に活動する8人編成生HIP BOP Band 『RHYMESCIENTIST』!!
HIP BOP(ヒップバップ)とは、HIP HOPをベースに、JAZZ/FUNKの要素をふんだんに取り入れた、クールかつポップで踊れるという新しい音楽ジャンル。
そのHIP BOPと言う言葉を提唱し、ハイレベルなハーモニーや複雑なコードを駆使し、打ち込み音ではなく、生音にこだわった彼らのサウンドは、今までありそうでなかった極上なダンスミュージックを作り出す。
http://www.nwp.co.jp/
rhymescientist/
http://blog.livedoor.jp/rmst2/

ロードスター/RHYMESCIENTIST
(GATE RECORDS)
3.8release/GAGJ-0010/
¥1.800
YOSSAN 今はとりあえずこのHIP BOPっていう音楽を聴いてもらいたい
PAL 小さな偏見がとれるアルバムになってるんじゃないかな
―なるほど。今日はMCである二人に来てもらってますが、もちろんリリックは二人が書いてると思います。今作に関してはリリックで特に意識したことはありますか?
Y:僕は「ロードスター」みたいに情景が浮かぶようなものを考えたり、あとは人にはっきり伝えれるように書きたかったかな。それと僕らはヒップホップとはいえポピュラリティーのある感じですけど、韻を踏んだりしないか、と言うとそうでもないように。
―ヒップホップ・マナーと言われる所ですね。
Y:そう。マナーも守って。そういう所もしっかりしたかな。
P:僕はずっとラップをやってきて、昔は自分を大きく見せたかったりして。
―それもマナーの一つですね。

P:うん。言葉も自分の中だけで納得してる言葉を使うっていうのを自分のスタイルの中で持ってたんですけど、だんだんと今回のミニ・アルバムの制作に取り組んで行く中で等身大のライムを作るようになって。素直な自分を出せればいいな、っていう所を重点的に出して書きました。まあ聴いてもらう人にそれぞれがとらえてくれるかたちでいいですけど、すんなり書いてるんで、聴く方も構えずに聴けるんじゃないかな、と思います。
―そうですか。今回の制作で何か辛かったことはありますか?
Y:何やろう。とりあえず時間かかるんですよね。レコーディングに。打ち込みだと一人で家で自己満足のように出来るじゃないですか。でも生だと人がやるからその人の性格もありますしね。そこをコントロールするのも難しいし。音だけじゃない、っていう。「上手い、上手い、それ上手いよー。」とかね(笑)。「ナイス、ナイス!!」とか(笑)。「じゃあ・・・もう一回いこうか」って(笑)
P:「あかんかったんや!!」(笑)
一同:(笑)
―なるほど。それは大変ですね。
Y:そこは大変ですね。バンドだと。
P:もちろん機材も多いんで移動も大変やし。
―そうですね。ではこだわった所、それがそのまま聴き所になると思うんですけど。例えば音の鳴りであったり・・・
Y:そこ! 音の鳴り。音の鳴りにはこだわりました。生バンドのヒップホップって結構いてると思うんですけど、音が雑というか、ちょっと汚かったりしてもそれが味になっていくかっこ良さも当然あるんですけど、アシッド・ジャズの洗練されたスタイリッシュな音っていうのも今回はふんだんに取り入れてるんでそこは聴いてもらいたいですね。

P:楽器が多くても一つ一つの音が鮮明でそれぞれの位置があるっていうか。どの楽器を聴いても楽しんでもらえると思う。
―なるほど。僕も3日ほど前にライムサイエンティストのライブに行って、特にライブではヒップホップという枠は超えて、音的にもダンサブルなものもあり、しかも全てをポップに消化してて。そういったバランスはどう考えてるんですか?
Y:ヒップホップは日本でも結構浸透してきてると思うんですけど、ジャズ・ファンクってまだまだ全然だと思うんです。普通の男の子や女の子から耳にする言葉じゃないし、カフェでかかっててちょっとお洒落、っていうくらいで。それがもっと日本のシーンに浸透していけばね。またちょっとシーンも変わるんじゃないかな、って俺大きなこと言ってる?(笑)
―いえいえ(笑)。どんどん言ってください。
Y:まあそうやって音楽のシーンが0.5%変われば良いかな。
―小さかったですね、結局(笑)
Y:あははは。でも少しだけ変わればそれでいいかな、って。
P:別に「触れたくない」と思ってるわけでもない人でも日本にいると良い音楽が届きにくい状況があるから。そこに対してこっちから手を差し伸べてつなげていく部分を少しでも多く出来たらいいな、とは思うし。だからより多く、広い人に聴いてもらいたいし。で、またライブにも来てもらって現場の良さを感じてもらって、それで全然違う音楽を好きになってもらってもそれはそれで全然良いし。一つの入り口になれればいいな、とは思います。
Y:そうですね。入り口ですね。将来的にもっと自由に自分たちが出来る時代や環境になればもっとディープでマニアックなものを自分たちもやるでしょうし、個々に行くやつもいるでしょうけど、今はとりあえずこのHIP BOPっていう音楽を聴いてもらいたいんで。
―そうですね。ライブの位置づけはどう考えてますか?
Y:CDはね、しっかりとミックス・ダウンされててマスタリングされてて、きれいな状態でパッケージされて、家や車で聴いてもらう、それはそれで全然有りなんですけど、ライブとかクラブとかで人と人が肌で感じられる生の音があるじゃないですか。それはもっと探求していきたいし、人が感動する所とか、みんなが踊れる所とか、常に考えてます。それが唯一出来るのがライブなんで。一番重点は置いてますね。
P:CDだとどうしても耳だけで感じる部分が多いけど、ライブは視覚的なものもあって、耳でも入ってくるけど、目でも感じれる。だから僕らの音だけじゃなくて、そいつの人間性みたいなものもちょっとずつ感じてもらえればいいかな、と。
―今は東京に行ってのライブの機会も増えてると思いますが、大阪や関西への愛着ってやっぱりありますか?

Y:もちろんありますよ。
―大阪ってどうですか? 他の所と比べて。
Y:ん〜・・・大阪ね、大阪〜、どうなんでしょうね。人口的な問題なのかも知れないんですけど、大阪って結構かたまっちゃうんですよね。「ココ!!」って言われるとそこにガーッとかたまっちゃって。もっと音楽を聴く層がもっといろんなジャンルで増えてもいいんじゃないかな、って思う。もちろんたくさんいるんやろうけど・・・ねぇ? 駄目っていうわけじゃないんやけど。東京って意外と熱いんです。東京だけじゃなくて他の所も。アウェイやのに熱い。地元の大阪も熱いんやけど、もっと熱くなれるはずやのに、って今はすごく思います。
P:確かに大阪は距離があると言うか。まあみんな良い音楽をよく知ってるからなんやろうけど、中々体が揺れ始めるまでの時間が遅いから、逆に大阪やと気合いも入るんですけど。やっぱりここを一番ロックしたいし。地元関西をロックして全国のみんなをロックしていきたいんで。そういう中で大阪の大きな箱が無くなっていくのはすごく悲しい。
―そうですね。ライブに一番重点を置いてる、ということで「ライブに来てください」というのは大きなメッセ‐ジになりますね。このアルバムの最後にはシークレット・トラックが入っててライムサイエンティストの要とも言えるリズム隊の妙を存分に楽しめる曲になっています。
Y:あれはね、内緒で。今は内緒なんです。あれは実は計画があって、今は言えないんです。
―なるほど。では楽しみにしていれば何か仕組まれてるわけですね。
P:あれが気になった人は是非楽しみにしておいてください。
―分かりました。ではこのミニ・アルバムが3月にリリースされて、その後の展望や計画していることがあれば。
Y:今年の夏にメジャーからシングルが出ます。それもアシッド・ジャズだったりダンサブルだったり、ライムサイエンティストのちょっと進化した所が見えてくる曲になると思います。その辺を注目してもらいたいのと、名前の通り「ライムサイエンティスト」なんで、アシッド・ジャズだけに限らず、ヒップホップだけに限らず、何でしょう・・・バラードに行っちゃうかも(笑)
―マジですか、そっち行っちゃいますか(笑)
P:でもほんまに今回のミニ・アルバムを気に入ってくれた人も良い意味で裏切っていくような作品にしたいと思います。
―ではそれに関してももうプランがあるということですか?
Y:ありますね。まさかパルが演歌に行くとは(笑)
P:まさか!!
Y:こぶしを回すとは(笑)
一同(笑)
P:でもそれくらいの振れ幅で考えてください。
―分かりました。では、最後にライブに来てくれるファンや『ロードスター』を聴くであろう人にメッセージ等がありましたら。

Y:はい。「HIP BOPミュージックってなんやねん!?」っていう疑問が少しでもあったら僕たちを聴いてください。CD屋に駆け込んで。決して焼かないように(笑)
P:僕はヒップホップであったりラップであったり、そういう音楽があんまり好きじゃない人、ジャズとかファンクとかクラブ・ミュージックをちょっと苦手な人にこそ是非手に取ってもらいたいです。そういう小さな偏見がとれるアルバムになってるんじゃないかな、って思います。
Good Sound Space presents "RHYMESCIENTIST 'ロードスター' Release Party"
@Shangri-La (3/24)のチケットを2組4名様にプレゼントします。応募はこちらか
ら!!