A Hundred Birds

関西ハウス・シーンを代表するDJ、YOKUが'96年大阪にて結成、NYきってのハウス・レーベル WAVE MUSICやKING STREETなどからリリースし、ワールドワイドに評価を得るハウス.ユニット。毎年クリスマスに行う30人編成のオーケストラ・ライブは昨年末で8年目を迎えた。今年2月に待望の1stフル・アルバム『Fly From The Tree』をリリースしたばかり。現在の主要メンバーはYOKU、武内一武、井戸本勝裕、田村成紀、佐藤禎の5名。

A Hundred Birds
『Fly From The Tree』
(GUT / FOR LIFE)
2,940円

03.25
Fly From The Tree ep1 BLUE

04.17
Fly From The Tree ep2 RED
自分らの世代は死んでもこのオーケストラは残していきたいっていうくらいの勢いやから。
ア・ハンドレッド・バーズ(以下AHB)の奏でるオーガニックでディープなハウス・ミュージックは、世界中のダンス・フロアを至福に導いている。フランソワ・ケヴォーキアンという、ダンス・ミュージック・シーンを文字通り代表する人物が主宰するレーベル、ウェイヴ・ミュージックからリリースした「バトンガ」で一気に名を馳せた彼らは、続く「ジョージア」、そしてデトロイト・クラシックスとして名高い「ナイト・オブ・ザ・ジャガー」をカバーした「ジャガー」で、その存在をあらゆるDJに、フロアにアピールすることに成功している。 毎年クリスマスに行われる恒例のオーケストラ・ライブ「Dance Music meets Orchestral unit on Christmas」ではストリングス隊も加えた30人編成でダンス・ミュージックの名曲を生演奏する、というステージを繰り広げている。ここではツインドラム、ツインベースを配備し、YOKU自身がタクトを振りDJ的な感性で生演奏をミックスしていく、ということを可能にしているのだ。 そのAHBが今年2月に、日本のメジャー・レーベルGUTより1stフル・アルバム『Fly From The Tree』をドロップした。これはクラバー、パーティー・ピープルにとって、もちろんコア・リスナーにとっても、見逃せないリリースだ。ということで早速、AHBの中心人物であり、DJとしては89年から大阪を拠点に活動を続け、さまざまなフロアでスピリチュアルな感動や酒乱の狂騒を演出しているYOKUに話を聞いてきた。
アルバム・タイトルの『Fly From The Tree』はどういう意味合いで?
"今から"っていう意味で。あと、00年にオリジナルとしては初めてリリースした「サン・ザット・シャイン」(スタイリング・レコーズ)の冒頭でテンちゃんが「A Hundred Birds Fly From The Tree?」って歌ってて、そこから引用してきたというか。ロビン・リー(フェイズ・アクション)が作曲した曲やねんけど。
ロビン・リーはもうメンバーじゃないのですか?
いや、メンバーじゃないわけではないかな。次のアルバム作るときには何曲か一緒にしようってなってるし。6曲目の「ALLWAYS BE…」は前から書き溜めてたものを使ってるねんけど、そこには演奏で参加してるしね。
メンバーは固定していないということですか?
まあ流動的やけど、クリスマスにやってるオーケストラは固まってきてる。けど、いい人がいれば入ってくるし。(人数は)100までは増えてもいいかなって(笑)。
今回のアルバムのリリースに対して、満を持して、遂に、という印象を受けます。しかもメジャー・リリース。AHBとしてはこのリリースをどう受け止めていますか?
どうしてもDJのサイドにいるから、12インチを作りたいって願望でまずはやってきたのが、だんだん曲も増えてきて、漠然といつか(アルバムを)作れたらなとは思ってたくらいで。去年にフォー・ライフの『V.A./GUT 1+1』に「バトンガ」のダブ・ヴァージョンで参加させてもらったときにお話をもらって。じゃあやってみようかって。
話がきてから作り始めたと。制作期間はどれくらいでしたか?
去年の夏くらいからプリプロを作っていって、ミュージシャンを入れてレコーディングをし始めたのは10月くらいから。AHBの場合、レコーディングにおいてあんまり突飛なこともなくて。オーケストラデーションで最初にできたものに塗り絵していく感じでみんなが演奏していったのをオーバー・ダビングしていくと。そのなかでこのドラムおもしろくないなってなったらまたドラムを録り直したりとか。
ドラムにしても、今回は3曲だけ打ち込みで、あとは全部生で。しかもスルーですね、エディットしてないですよ、ドラムは。そこに井戸元君の美学があるんで。そこにニュアンスを付けたかったし大事にしたかったとこやから。彼は4つ打ちしなれてるっていったらおかしいかもしれへんけど、キープ力はすごい。もちろんクリック聴きながらやるねんけど、それでも安定性は抜群やからね。
今回のアルバムに12インチで既にリリースしている「ジャガー」や「トゥー・クローズ」を収録しなかったのはなぜですか?
「ジャガー」はAHBのもうひとつの形態というか。デトロイト・テクノみたいな、シーケンスっぽい絡まりをいかに生で演奏できるかっていうことは今後もやっていきたいことで。「ジャガー」でできてんから他でも当てはめていけるんじゃないかって。フランソワからもそういうのをやっていったら? ってアドバイスがあったし。それはそれで置いといて、今回は歌モノありきというか、聴ける感じを中心に作りたいなって。何でもかんでも入れちゃうのも何かなっていうのもあったし。
ダンス・フロアよりかはリスニングに重きを置いたと?
そう言い切りたくはないけど。どっちか言うたら今、AHBが演奏したらこうなったというか。何となくですけど「バトンガ」と「ジョージア」は繋がってるものがあって、それを延長したものが今回のアルバムというか。
先程の話の、デトロイト・テクノを生演奏で、という件ですが、それは「ジャガー」のように既存の曲をカバーしていく、ということですか?
もちろん。どちらかというとそれをアホみたいにやっていきたいですね(笑)。去年はライブで「ストリングス・オブ・ライフ」(デリック・メイ)をやったし、一昨年は「ブラック・ウォーター」(オクタヴ・ワン)もやったし、あとはペペ・ブラドッグの曲とかもやったことあるし。一回ライブでやってみてニュアンスを掴んでいくっていう流れで。
今作では「バトンガ」をはじめ「アフリカ」、「カンティレナ」、「フェード」とカバーが多く見られました。
これはメンバーみんな言ってるけど、AHBはカバーというものに対して全然気にならない。もともと8年前にオーケストラのライブをやり始めたときも、「今流行ってる曲をカバーして演奏しちまえ!」みたいなノリで始めたから。逆にカバーだけでもいいんちゃうん? っていうくらいで。そのなかで抜粋されたのが今回の4曲かな。AHBに関してはカバーとオリジナルに分け隔てはない気がする。
個人的に70年代のスカ/ルーツレゲエの至宝、リコ・ロドリゲスの『マン・フロム・ワレイカ』からの「アフリカ」が印象的でした。
あれは前からやりたいなって思ってて。ボックス・レコードの福井君とお店でいろいろ話してて、「これやったらオモロイで!」って話が盛り上がって、そのままやったのがこれ。あのレコードを買ったのも確かボックス・レコードで。再発やけど(笑)。オリジナル高いもんね。あと、カンティレナは、ブラジルのエイトル・ヴィラ=ロボスってクラシックの作曲家のもので、あれは佐藤君のアイデア。5拍子6拍子4拍子って変則的で、4つ打ちばっかりやってるオレには最初はようわからんとこもあったけど(笑)、やっていくうちにハマっていって、すごい楽しいレコーディングやった。
普段はどんなのを聴くのですか?
ダブは好きですよ。専門の人ほど知識はないけど。"エデン"(毎週最終日曜にヌーンにて行われているサンデー・アフタヌーン・パーティー)ではDJの担当が16時から20時で、そのときはほとんどダブかけて楽しくやらしてもらってるし。
フランソワも自身のパーティー"ディープ・スペース"でダブをテーマに掲げていますよね。
ねえ。あれでフランソワも(ダブを)好きやってんなって知って。やはり社長!と思ったね。ハウスって何時間も続いてノリができてくるところもあるし。だからどんどんジャンルを変えていったらハウスのテンションじゃなくなってくるところはある。最低4時間くらいはフラッティにいく感じがハウスやと思うし。(毎年行っている)13時間のロングセットのときとかは最初にジャズとかレゲエをかけて、ヒップホップを何時間かけてそっからハウス!みたいな。でも最近ヒップホップ買ってない。インストのヒップホップが好きで、昔から。ミナミのQOOで照明で働いてたとき、照明がその日のDJの前座でDJを一時間せなアカンかって。そんなんでよかった時代やから。オレ、日曜担当やって、日曜はGM YOSHIさんがやってる日やったから、ハウスかけるわけにもいかんし、それでヒップホップもできるようにって。オレやってKENSAWやってGM YOSHIさん、みたいな流れで。あの頃ハウスでも、例えばMAWが出始めの頃にケニー・ドープがインストのヒップホップとかよく作ってて、あとコモンとかトライブ、ギャング・スター、モスデフも、そういうインストのヒップホップが好きで。DJ'Sストアで働いたときはヒップホップもいろいろ教えてもらったしね。DJ'Sはイケダ君(TAN IKEDA)もそうやし、今カウントダウン大阪ってFM大阪の番組をしてるKOJIさん、トシボー、コマグチ、オレ、ブーンクーンのユカタ君とかも働いてたし。キーワードは(オーナーの)トシさんかな。
トミイエ・サトシにキーボード、DJノリにポエトリー・リーディング、ダ・パンプのケン、イッサにコーラスを、という参加の仕方はどういう狙いで?
トミイエさんは91年に坂本龍一の日本ツアーのキーボードも担当してたし、キーボード・プログラマーとしてデフ・ミックスに入ってるくらいやから。自分の曲も弾いてるし。それをもちろんもともと知ってたし、最近やってない分させたいなって。ノリさんは声が好きやって、エエ声やなって。最初「冗談だろ?」って言われたんやけど。トミイエさんとノリさんはオレのハウスのDJの大先輩で、アルバムを始めて出すわけやから、この二人とは一緒に何かしたいなって。ほぼ自分の思い出作りみたいなもんで(笑)。
ダ・パンプは?
「バトンガ」をケン君がすごい好きやったみたいで、知人を介して紹介されて。で、彼がイッサ君を連れてきてくれて。最初、「フェード」は日本語の詞を付けたいなっていうのがあって。今もあるんですけど。でもアルバムにはノリさんにリーディングしてもらう感じでやってみようって。そこにコーラスも入れようってなって、ちょうどそこにダ・パンプが。男性のコーラスは合うのかなっていうのもあったけど、いい感じにしてくれたかな。
アルバムを通して聴いたときに、女性ヴォーカルが多い印象を受けました。実際は13曲中5曲なんですけど。
AHBにはテンちゃんとスガミさんの二人がいるからね。レゲエ・ディスコ・ロッカーズのアリサカさんに関しては、彼女は帰国子女やから英語のほうが得意なんやろうけど、そこをあえて日本語でやってもらって。もともと一曲は日本語の曲を入れたかったから。
日本語を入れようっていうのは?
まあ日本人やから日本語でやってもいいやろうって。何語かわからんバトンガみたいな曲もあるけどね(笑)。言葉は、オレにとったらニュアンス的な方が強くて。何が言いたいかっていうのをはっきり言いたいわけではないんで。楽器的な感じでヴォーカルも捉えてるというか。メッセージよりもどっちかというと曲との馴染み。今まで日本語をやってなかったっていうのもあって。やってみたらおもしろいね、アルバム聴いてたら、これだけ意味わかるもんね(笑)。
ニュアンスとして伝えたい、という部分を詳しく教えてください。
日本人って英語の曲聴いてても深く意味追ってないやろ? これは日本人だけの感覚なんやろうけど、むこうの人はもっとダイレクトに聴いてると思うし。むこうのフロアでだとたまに笑ってたりするときあるもんね、「アホなこと言ってるわ?」って。でも普通に日本で生まれて日本で育ってたら、そういうのがまずない。それはそれでいいと思うし。そういうふうに育ってきてるから。でも日本のフロアで日本のDJが日本語の曲かけて踊ってるっていうのはあんまりないのも事実で。ライブだと別やけど、この人の主張が聞きたいって来てるわけやから。クラブでは英語だったりインストの曲だったりが多くて、逆に言葉の意味も深く追わずに、そのまま感じれるものがクラブ・ミュージックなのかなって。逆に日本語してしまったら聴こえすぎて踊りにくい。日本人にしかない感覚かもしれんけど、それはそれで素直な感覚やから。だからやっぱり楽曲ありきでそこに馴染んでくるヴォーカルがよくて。テンちゃんのヴォーカルは特にそうかな。それを発展させたのが「ジョージア」。究極、何も言ってないという。でもあれはあれでハマッてるんですよ。楽器としてのハマりかたというか。でも声は特別なもんで楽器じゃない。もっとスピリチャルというか、彼女にしかない声やから。ヴァイオリンなんかでもたぶんこれにしか出せない音っていうのはあるんやろうけど、もっと明らかやから。ヴォーカルを大事にしたいけど意味には追求したくない。深く追求せずに、結局出てきたものが伝えたいものやから。
今作はどういう場所や時間帯に合うものだと思いますか?
通して聴いたら、どこなんかなっていうのはあるけど、そのときその場所で選んでほしいというか。こういう瞬間はこの曲が好きやったとか、それを見つけてもらう方が嬉しいかな。こんな曲もあったんや! って後から発見されるのもありやと思うし。言い方乱暴やけど結構バラバラやから。そこはもうお任せします、と。
アナログでもリリースされるそうですが、それに際してフロア・ライクにエディットしたりもしましたか?
フロア・ライクっていうのが、今となってはいろんな捉え方があると思う。ハウスに関しても生っぽいものをかける人やったらアルバムのままでもかけれる人もいるけど、じゃあプログレ系のハウスのDJにアルバムでかけれる曲あるかっていったらなかなかないし。だからどこのフロアを目指すかによって違う。でもアルバムよりはアナログのほうがDJが使いやすいようにはしてる。例えば最初に32小節のリズムをつけてみたりとか、そういう作業は何曲かした。「リボルバー」は10分くらいになってるからね。あとはマイナー・チェンジくらいかな。でも、もともと12インチ作ってる癖があるから、最初にまずリズムだけがあって、そこにコードが入ってきて、ケツもリズムだけがついてる、って作り方をしてて。これだけで大体2分くらい稼いでしまうから(笑)。アルバムにはこれはいらんやろって話になって、カットしたっていうのもあって。そのときに改めてアルバムやな、と思った。79分以内に納めないとアカンっていう戦いもあったし(笑)。
昨年12月末にイルマからYOKU単独でリリースしたミックスCD『IRMA ITALO HOUSE and… DISCO』と今作の共通性はありますか?
ほとんどないかな。ミックスCDはイルマの音源でっていう制限があったし。制限されるの全然大丈夫で、この材料あるから料理してくれ、みたいなね。あれは今の自分のDJに追随したものが出来たかなって。でもイルマっぽいっていうのではなくて、良いんかな? ってくらいやったけど。イルマからは「今までイルマになかったものを引き出してくれて良かった」って言われたから良かったけど(笑)。
DJ YOKU とAHBは、どういう距離感ですか?
AHBは、もともとは自分が曲を作っていったユニットではあったけど、今となってはオレがやってるというよりはみんなでやってるものというか。ミュージシャンも一武君はスイカってヒップホップのユニットもやってるし、井戸本君はジャズもやってる、成紀君はテクノの部分も持ってるし、佐藤君はクラッシックの畑でもやってる、自分はDJやってるっていうのもあって、そういうなかの一部であるほうがやりやすい。自分がかけるためにAHB でこういう曲を作りたいっていうのはあんまりない。(メンバーの)みんなが思うAHBっていうバンドが生かされたもので、オリジナリティのあるものを作れたらって。逆に自分がよくかけてるような曲は、成紀君とやってるリミックスで作ってるし。
「みんなが思うAHBってバンド」という部分ですが、では、メンバーに共通意識としてあるだろうAHBのカラーとはどういうものでしょう?
それは8年9年としてるうちに、知らん間にカラーはできていってるんやろうね。最初目指したのはサルソウル(・オーケストラ)とかMFSBとか、70年代のディスコのあたりで、あのノリはもとになってるかな。あれこそみんな演奏してるやん。
ウェイヴからリリースするに至った経緯を教えてください。
00年の4月くらいにクラブ・ジュールにフランソワがDJしにきたときに、ケータリングでフランソワの奥さん、奥さんは日本人で、それと子供、フランソワはDJがあるし寝とくってなって、その二人を海遊館に連れて行かなあかんかって。で、ちょうどそのときに昔から好きやったバトンガって曲をテンちゃんに歌わせたらいいんちゃうかな、その頃にストリングスの人たちともちょうど知り合うようになってきてたから、じゃあストリングスも入れてみようって流れで「バトンガ」を作ってて。海遊館に行くときの車のなかで無音っていうのも何やから「実はこんなん作ってるんです」って言って「バトンガ」をかけて。じゃあ「フランソワに聴かしなよ!」ってなって。で、次の日にフランソワとか三人を新大阪に送っていく途中にフランソワにも聴いてもらったら、「どこか(リリース先)決まってるの?」って言ってきてくれて。まだどこもなかったし、「じゃあ出来上がったら送ってください」ってなって。それが契約のきっかけ。車の中は重要やで。
それまでにフランソワとは交流はあったのですか?
いや、そんなに。もちろんこっちは一方的に知ってたけど。ラリー・レヴァンと来てた"ハーモニー・ツアー"のときも、横で照明はしてたし。
大阪に拠点を置くこだわりはありますか?
生まれ育った街やし、大阪が好きっていう、ただ単にそういうところかな。大阪っ子というか、それは揺るぎないもんやから。母親の実家が島之内で、小学校6年くらいまではそこにいたし、今も周防町沿いにおばあちゃんが住んでるし。まさに生まれ育ちはあのへんで。ミナミ自体が地元やから。中学高校は堺市やったけど、小学校6年くらいまであのへんに住むと、堺に行っても何もなくて。逆に公園とかはいっぱいあるけど。だからこういう仕事に着いたんも、あんなとこで子供も育てた親のせい(笑)。クラブに関したら東京のほうがリアクションはいいし、特にハウスのシーンだと、いろんな人もいるし交流もあるんやろなって思うけど。如何せん大阪が好きやね、こりゃ。
大阪のハウスのシーンってどう思いますか?
あまりね、アカンっていう否定的な考え方が元からなくて。だから昔よりは良うなってる、って思ってる。中にいすぎるとわからんかったりもするけど。十数年前よりはクラブもDJの数も増えてるし、大阪は大阪でいろんなハウスのシーンも出来てきてるし。やっぱここにおって根付いてやるのは大事なことやから。逆にどう?
僕は元気があると感じています。今年の元旦にマカオであったセオのイベントにも600人くらい入ったみたいですし。フラワー・オブ・ライフや鶴の間というムーブメントもハウスやディスコですし。
東京でインタビュー受けて、一番聞かれるのはやっぱり味園のことで。大阪のハウスと言えば味園、フラワー・オブ・ライフ。あのへんとかは東京でもよく評判は聞くし。あんまりわかってないけど、端から見てもああいう今までと違うムーブメントが出来てきてるのは大阪のハウスにとっていいことやなって。ボンボンボンボン出来てきたらいいのになって。
今年、もっとしていきたいことは?
クリスマスのライブは今年で9回目で、よくメンバーのなかで言ってるのが「孫の代まで」ってことで。自分らの世代は死んでもこのオーケストラは残していきたいっていうくらいの勢いやから。ダンス・ミュージックのなかでそういうのもあってもいいんじゃないかって。だからクリスマスのオーケストラ・ライブはもっとしっかりとがんばっていきたい。それとやっぱり2ndアルバム出したい。もうそんな話で盛り上がってる。さあ次は何やろう! って。