古川洋平

大阪梅田に位置する"NOON"の制作・プレス 兼 何でも係。もしくは住人??? 日々、音楽にまみれながら生かしてもらってもす。
と、9/23には帝王ジャイルス ピーターソンが訪れたFREEDOM TIMEすごい一日でした!!!10月頭の須永さんのロングセットにも驚きでしたね!!!つぎのこらむにてかいてみまーす。さらに勢いが増し続けているFREEDOM TIMEの10月はロンドンから盟友フィルアッシャーを迎えます!熱気爆発抜群のPUBLIC CAFEは8日と22日の2DAYS! NUMBERSやジョアンナ・ニューサム、スモッグの来日ライヴも必見だし、14日にはフランソワ.Kやリッチーホーティン、オルターイーゴ、マシューハーバート等々も舌をまくマシューディアー・マグダがエレクトロミュ−ジック・テクノの未来を!絶好調スカンキンナイトはトライベッカーのレコ発!ロンドンを、そして昨年はFUJI ROCK FESTIVALを熱狂の渦に巻き込んだPLUMP DJ'sも28日久々のBEATPARKに登場! 毎月第4土曜のTHE EdENはジャイルスピーターソンやイジャットボーイズ認めるリズムドクターをゲストにハロウィーンスペシャル!パーティー!!!11月に入ってもイマコミにベタボデガ オールスターズが結集し、ZETTAI-MUに THE KING OF DUB - JAH SHAKAがカムバック!!!!・・・・更に詳しく最新の情報は、NOON HPまで!!!リニューアルほぼ完了で、どんどん更新していきまーす!
ロックとロール
拝啓 ロックンロールな数々の瞬間と動き。いつロックンロールは生まれたんでしょうね。ビル・ヘイリーが叫び、チャックベリーが語りかけ、バディーホリーがギターをかき鳴らし、エルビスが腰をくねらせ、ボブデュランは媚びず、ストーンズが黒く塗りつぶせばビートルズが真っ白にして、ジミヘンが燃やせば、ジョンレノンが想像し。プログレッシヴに宇宙を見据え、グラマラスに化粧をしたり、ピストルズが攻撃すればクラッシュが目を覚まし、新しい波もぎゅあぎゅあり・・・・ゴスペル、ブルース、ジャズからロックンロールへ。いや、もうそれ以前にロックンロールな瞬間はいろんな街角で生まれ続けていたんでしょう。そして、ヒップホップ、ダンスミュージック、エレクトリックミュージック・・・。いつの間にやらロックと衝撃的に出会い、憧れ、火傷し、裏道を探し、かぶれ、さけび、今にいたるわけですが、まだまだ背中がぞくっとするようなロックンロールな瞬間が。かたちを変えて。今もゾクゾクと。
“やぁ、久し振り、元気?”
いつものように奈良美智さんのイラストが描かれたギターケースを抱えて、曽我部恵一さんが到着。3回めのNOONでのライブ!
初めてNOONで出会ったのは、昨年10月のoops!
here I go again。初めて会ったのですが、なんだか自分にとっては、 いつも生活のどこかにいてた様な方で。 2時間半に渡る、しっとりと、ギター1本でのライブ、ホールは人で一杯で、
NOONの床や至る所でみんな座って聴いて、自分はなんだか、ボーっと、グッといろんな人や時間を思っていた。 自分の子供の為に書いたという“おとなになんかならないで”に思いを馳せた記憶。
2回目のライブは2月のoops!にシークレットゲストで登場!東京に戻る最終時刻が差し迫った中で、“今回はケイイチ ラモーンでいきます!”のMC通り、アコーステックギターをかき鳴らしながら、ステージを走る!跳ねる!転げる! 決める!一瞬で熱気に包まれ、見ていて思わず拳を握りしめたのでした。“ありがとう!それじゃ、また!” そして今回、“かえってきたよ!NOON!”と共にギターが鳴らされ、またもや一瞬にしてホール一杯のお客さんが歓声を上げる!今回も頭から全力疾走!曲間もお客さんと対話しながら、声はしだいに枯れはじめ、ギターの弦は一本切れるが止まらない!みんなが掛け合い歌う!ギターが止まる。曽我部さんがマイクからはなれる。たぶん、NOONで今まで一番大きな、ひとつになった歌声を聴いた瞬間だ。揺れた。震えた。 小さな音でやさしく“うた”が広がっていても、汗と叫びが響き渡っても、ファンクがうねっても、ブルースが跳ねても、バラードが流れていっても、共に騒ぎ、いつでも曽我部さんのグルーヴにロックとロールしている。
club
DAWN~NOONとこの場所が映り行く中で、常に世代を超えてお客さんをロックし、ロールさせているパーティー、それが今年の12月で12周年を迎えるパブリック
カフェです。10年程前、好きなバンドを大阪に観に来ると、オールナイトで10組位のバンドが出演するイベントに足を運ぶとそこでDJしていたのは、パブリックカフェの青山さんと中村さんでした。
その頃の街はファッションも、レコードもロックであふれ、多くの若者がライブ会場やパーティーで、窒息寸前、汗だくになりながら笑い、ロールしていた。街中のクラブでロックが鳴らされ、週末になるとどこからか人が集まり、朝まで大騒ぎが続いた。新しいレコードが海外から入ってきてパブリックカフェでかかると、そのレコードを皆がチェックし、速攻で買いに走り売り切れてプレミアがつくという現象も起こっていたのです。その中村さんやNOONのディレクター・陽平さん達がセンスのとんがった人々が集まるクラブで遊んでいた頃はヒット曲に混じって、リアルに輸入されたパンクやニューウェーブ、ヒップホップが衝撃的にかかり、皆が大騒ぎ!!!インターネットがなかった時に肌と記憶に鮮明にその音をこびりつけ、朝を迎えると朝ご飯を食べながらレコード屋が開くのを待って、昼には数少ないそのレコードを街に探しまわっていたそうです。ラジオや雑誌の一部、そしてクラブや仲間だけしか情報源がなかった時代。その頃の新たな音が体に入ってくる衝撃たるや、凄まじかっただろうな。ストレートで屈託のないその時の透明感に次々と降ってくる衝撃が。。かなりうらやましい。。。
第二土曜の夜、いつものようにパブリックカフェがオープンすると、ゆっくりとした曲やロックの新譜がかかり、この時間が好きなお客さんは一目散にホールへ向かいゆらりと揺れはじめる。夜が深まって行くにつれ、ピッチとグルーヴは増して行き、時間を忘れ照明に夢中になっているうちに、いつものようにホールがあふれんばかりの人で埋め尽くされていることに、はっと気付きました。DJブース前には曲をチェックするため、まわるレコードのレーベル部分をぐるぐると見つめ続ける人々。曲が変わる度に上がる歓声!!!
“今夜も来てくれてありがとう!”DJ交代時に今年のサマーソニックでMCをつとめた青山さんがマイクを握ると、また大きな熱狂に包まれる。10年来のパブリック カフェ ファンも今日初めて来た方も思い思いに踊り、跳ね、歌い、話し、笑い、騒いでいるみんながひとつになると熱狂!!! “あっ、この曲だったんだ!”ととあるお客さん達は毎回パーティーの中でレコードを出店してくれているシフトレコードのブースでかかっている曲をチェック。DJ 2人はブースでギターやベースを弾くわけでもなく、ドラムを叩いているわけでもない。けれど、まぎれもなくスピーカーから飛び出る音は朝が来るまで途切れることなくどこまでも上っていくようなロックのグルーヴで、お客さんはいつまでもいつでもロールされ続けている。またヒートアップ!!!世代を超えてぐるぐると降って来る!!!
いつまでも、永久的に死ぬことのないロック、そして転がりくねらせ、うねり続けるロール。それは人を興奮させ、アノ時をもう一度!!!と思い震わせるに十分なパワーを秘めながら、進み続けてる。同じくしてファンクも沢山の人を巻き込みながら、形を変え進み続けていく。気付かぬ間に。

と、9月。リハーサルの段階で“ すごいよ! いいクラブだ! 最高! ”と興奮し、テクノやエレクトロでお客さんを狂乱のダンスに巻き込み、お客さんをがっちりロックしたSocial Infectionでのクロードヤング。そして、阪神のキャップをかぶり歓声を浴びながら、のっけからぶっ飛ばしお客をあおり、完全にフロアをロールさせ、“また、来年も帰って来るぜ!”と言ってくれたジンク & ダイナマイト MCのドラムンベース最狂コンビの一夜のこと、いろんなことを書いて“ロック”“ロール”をまとめようと思いつつ、NOONやいろんなライヴ会場での沢山の出会いとライブがが一気に押し寄せ、ロックがロールし、僕をぐるっと回しました。興奮し、反骨し、分かち合い、燃え上がり、転がり続けて。燃え尽き、ハイになって、灰になり。またその燃えかすのあとに、再びロック アンド ロール。まだまだ、ロールしていけますねー! 素晴らしい時間はまだまだ、まだまだ、これからも、続いていくのでした。