古川洋平

大阪梅田に位置する"NOON"の制作・プレス 兼 何でも係。もしくは住人??? 日々、音楽にまみれながら生かしてもらってもす。
いやはや、走りだした車は急には停まれませぬブーーーーン!!!7/29にはXLARGEプレゼンツでNO WAVE/HIPHOPの秘蔵伝説デスコメットクルーがまさかの再結成LIVE!!!8月に入ってもブーーーーン!!!絶好調のPUBLIC CAFEはサマーソニックスペシャル!!!やってきました!FREEDOM TIME!!! BAKURA&REEL PEOPLE feat.Vanessa Freemanを迎えたスペシャル!!!遂に10年を迎えるZETTAI-MUは8/12にABA SHANTI-I!!!9/2 MAD PROFESSOR & AISHAを迎えたこちらもシュペシャル!!!更に同じく活動10周年を迎えるHEAVY FUNK SYSTEMはなんと!無料!うをっ!ただより恐ろしい物はないというが、これは!!!さらに、SOUNDSOUPではAril Brikhaのライブ!!!STUSSYプレゼンツ "MAJOR BLADE"にはNYから異種格闘ハウス、噂のRUB N TUG・THOMAS & ERIC D !!!OSAKA SKANKIN' NIGHTも走り続ける!!!更に8/29は、リトルテンポの土生剛とブレスマーク二羽高次のユニット"たけしこうじ "&エマーソン北村&ヨッシーリトルノイズウェバー&ソウルファイヤー!!!ブウーーーンてな感じであなたにあった一夜を是非お楽しみ下さい!!!詳しくはこちらへ!!!
スーパーってバッドをくそったれ
ふぅーーー!!! 危なかった。。。交通事故に遭う寸前とかあっ!と物壊しそうになった時とかに出るアレ、あれですよ! "・ぁ!!"とか耳に響く、予想他にしない自分のものとはおもえない、耳元で聞こえる意識外で出る声。ソレを何回も発してた様な気がしてます。知らないうちに周りを気にしないで。。。音楽って果てしなくて、おもしろすぎる!!! と、またとない現場で驚きながら再確認の音楽世界旅行の日々。ジャンルや時代を超えて世界中から集まる人と音楽の毎日で、その感じたことのない瞬間ごとに"アッっっっ!!!"とか"エッっっっっ!!!""イェエエエーーー"とか感動させてもらっておるのですが、2005/7/13の夜に"オオォオぉぉ!!!"とか、"ジェェエームス!!!"とか、"キャーーーーー!!!"、"待っとったデェェェーーー!!!"とホールを埋め尽くしたお客さんの叫び声が大歓声にまじって飛び交う中で、自分が無意識に出してハッと我に気付いた耳元の声は、"ヴヴァァ!!!"
多種多様な人々が文化をもって密集し、エキサイティングな交配が繰り広げられていた70年代半ば〜80年代ニューヨ−ク。HIP HOPがビートを刻み、PUNK ROCKが打ち響き、GARAGEやHOUSEが人を酔わせ、ファッションやアート、グラフィティが街を埋め尽くす。夜な夜なCBGB, MAD CLUB, PARADICE GARAGE, MAX'S, SQUAT THEATRE等々、大小様々なライブハウスやクラブで、様々なオモロい人たちがカテゴライズに関係なく"あぁ、コンチワ、カッコいいことやってるやん!"ってな具合に皆がつながっていた。自分が生まれリアルタイムで体験できなかった分だけ憧れは強いのです。その燃え残りかすを求め、学生時代に幾度とNYに渡ったり、90年代のパンクやダンスミュージック、ヒップホップやハードコア、ダブ、スカが混沌と共存してたオルタナティブな大阪に"これだっっ!"と足を運んだり、DAWNに出会ってNOONにいてたりしております。人+時代+場所が起こすカルチャーというか、そこから生まれてクるいろんなエネルギーが・・・・話がそれましたね。すいません。。。この頃のNYは映画"DOWNTOWN 81"や"WILD STYLE"、"BLANK GENERATION"や音源、書物、写真集等々、沢山出ているでそちらで是非。あっ、先程に出た本"NO WAVE"もその頃のNY&日本の空気をピッシッとパッケージングしていて、凄く興味深かったので是非!
で、その頃のNYで
隙間 をぬって、元ロキシーミュージック・ブライアンイーノのプロデュースによって完成されたアルバムが、坂本龍一に最高のロックアルバムといわしめる『NO NEW
YORK』です。そのアルバムジャケットの裏面に参加アーティストのアーティストの写真が並んでいるのですが、何故だか恐ろしいイぃいい!!!初めて手に取った時は自分にとっての恐山のイメージで。。。その写真で明らかに殴られて右目を腫らしてふてくされているのが、ジェームスチャンスその人なのです。JAZZにどっぷり浸かり、ジェームスブラウンに憧れファンクし、PUNK
ROCKにもまれ、NO WAVEと呼ばれる時間と音楽を産みおとした!!!驚くことにジェームスチャンスとコントーションズの『NO NEW YORK』録音時のメンバー(ジョージスコットは他界しているので、変わりにラウンジリーザースのエリック
サンコが!!!)がNOONでのnownで初来日!!!! さらに町田町蔵としてバンド・INUを率いて、現在、文壇としても活躍するオリジナル・パンクロッカー町田康と、ハナタラシやボアダムスなど世界を揺るがす活動が現在・未来へと続き続けるアシッドパンクスEYEの初セッション!!!
ブシューうううぅぅ。。。決定するなり伝説。身体中の力がぬけて。。。あの頃のNYの断片、大阪の狂気、そんな5時間が一挙に押し寄せて。。。
その日が近づくにつれ、幼少時の修学旅行前のように少しずつ緊張は高鳴り、かといって、ジェームスチャンスのレコードも緊張で聞けなくなり、康さんの小説を移動中に全て読み直してみるが、更に緊張し、チケットが完売するやいなやNOONの電話はパンク寸前で、当たり前の前の日は頭カチカチで寝れず、当日は昼頃からスタンバイしてみる。ふと窓の外にコントーションズが!!! えっ?!?! みんな来ましたっよ! ナイスミーチュ! 会えて嬉しいです! にこり、こちらもにこり。 早速、緊迫の中でリハーサル、!!!!。ドラムが鳴らされベースが響き、ギターがカキ刻まれると、コントーションズやーん!!! やばい!!! 鳥肌というか鮫肌というか、息をのんで深呼吸しに外へ出ようとすると、入り口から、、、、来日を実現させたHillstoneスタッフとジェームスチャンス!!! ないすみーち! 握手。。。笑顔。 緊張が高まる。 そのままの足でステージに上がり、リハを続けるメンバーと2、3の言葉を交わし、音を止めずにハーサルに入る!!! もう、まんま、ジェームスチャンス&コントーションズで、サウンドもSAXも声も切れ味抜群!!! 目の当たりにしたそこに居る人々は言葉少なく、ねじれてゆく。僕は"ガーーーー"っと叫びたいがそうもいかず、今にも抜けそな腰を気遣いホールにしゃがみ、冷静に、、そう冷静に、、、、といつの間にか自分をなだめるのに必死になる。
ジェームスチャンスのリハが終わり、皆に会えて嬉しいですとしばし談笑。恐縮して『NO NEW YORK』にサインをもらうと、ドラムのDONは"これ俺持ってないんだよねー、CD日本で売ってるの???"と聞いてくるが、うまく自分が説明できたかは定かでありません。ジェ−ムスは普段本当に物静かな人で、声も小さく、笑顔もやらかい。と、康さんとEYEさん登場! 僕の緊張は高鳴る 再び。高校生の頃,出会ったINUの"飯喰うな!"と、BOREDOMS"Soul Discharge"の衝撃が同時にやってくる。 初めましての顔合わせにして、なにせ多忙なお2人。康さんが詩の朗読、EYEさんが動きにセンサーが反応し音と光が放たれるサウンド・ボールをどうセッションするかがここで話されていく。康さんの"まず、やってみましょうか?"をきっかけに、ステージで2人で発見しながら凄い時間が築き上げられていく!!! また僕はホールにしゃがみ込み、落ち着いて、、そう落ち着いて、、、、
最後のリハーサル。福岡から来て下さったロレッタセコハンが気合い十分のリハを終える頃には、NOON周辺は長蛇の列で埋め尽くされた。リアルタイムでNY UNDERGROUNDを感じていた年配の方やPUNKS、ドキドキしながらポスターを見つめる男の子、康さんやEYEさんのファン、日本在住?それともこの為に来日?な外国人の方、老若男女、様々な人がこの時を待ってる。オープン!続々と人が集まって、一瞬でホールが一杯に!!! 熱い、、、空調が追っ付かない。。。汗は滴り落ちる。。。限定枚数しかチケットを出していなかったが、ホールに皆が集まり、お客さんの期待と熱気はそのまま店の温度に変わる。 5時間限りのGIG!!!
そこに広がるは、見たことのない世界!!!
様々なLIVEを体験させてもらって感動してきたが、それともちがうし、たぶん憧れてたNY UNDERGROUNDそのものでもない、今、2005!!! 『NO
NEW YORK』の"NO"は単なる否定のノーじゃなかった!!! 僕は何度も"ヴヴヴァァ!!!" って、口を滑らす。世代を超えて、皆が子供の目に戻ってる。ぶかぶか気味のタキシードジャケットを着たJAMES
CHANCEが汗だくで凶暴にSAX & ORGAN & シャウトしまくり!!! DONのドラムから繰り出されるビートがうねり、PATのあのスライドギター、JODYの狂ったギター・リフ、エリックのあの時代鳴りのベース、メンバーの動き!!!
きゃーーーー!!! ジェームスの奥さん・ジュディーが乱入し踊るヤバい!!!! 降参! 降参です!!! CONTORT YOURSELF!!! コン、コントート、コントーッと!!!
時間と歓声と汗と、喜びと緊張と興奮、全て歪んで、捩じれて、ぐにゃん! 気が遠のく。。。。更に、LIVE後もKIHIRAさんのDJ(NEW/NO WAVE,PUNK
SET!!!)が続く!!! じりじりと、、、FRICTION!TG! INU! POPGROUP! ・ぁぁぁ! かんにんしてください!!! 照明しながら、また興奮で寝れない日々が続くと確信。
終了と共に興奮と放心がそこら中に溢れるなか、"ジェームスはどこ!"
と聞こえてきた声。ステージでリアルに踊り狂ってた奥さん・ジュディーである。ジュディーは放心かつ興奮してて、ふらふら。ホテルの部屋まで送っていくまで、ジュディーは話し続ける。"サイコーだったわ!!!日本いいわねーーーーー!!!部屋でお茶していきなさい!"。ジョディーは興奮しているジェームスのファンにサインや写真を求められてる。ふらふらでたまに道にへたばり、猫の写真をみせてくれたり、僕の名前でラップしたりして、やっとのこと部屋へ。"ジェームス、あけてよ!"ドンドンっと叩かれる、ドアが開くとリラックスしたジェームスが"ありがとう。グレートだ。また会おう。"
決してこの日はもう来ることはないのですね。もちろん、あの頃のNEW YORKも。もちろん今日も明日も。けれど、『NO』が『KNOW』じゃなくて『NOW』になってしまった瞬間を感じてしまった後も、現在も感動したり衝撃が走る毎日が生まれ続けてる。誰かに何かにカテゴライズされる以前に、あっこで、ここで、いろんな場所で、気付かぬ所で、続いているので・・・・様々な期待と興奮をもって・・・・SEE YOU AGAIN!!!