rei harakami
rei
harakami
rei harakami
広島生まれ、京都在住。
98年、ファーストアルバム『unrest』をリリース。その独自の清廉さと繊細さが織り成す、例えると水彩画のようなタッチの音楽性が幅広い層に支持されている。2005年には4枚目のアルバム『lust』を発表、大きな話題となる。矢野顕子、UA、ショコラ等のプロデュース、くるり、ナンバーガール、
Great3などのリミックスなど、ジャンルを超えた活動を展開し、「日本科学未来館」のプラネタリウムのプログラムに音源を提供するなど、広く活躍する電子音楽家。2006年5月には新曲+未発表曲からなるアルバム「わすれもの」また7月には前述のプラネタリウムで使用されている音源をCD化した「暗やみの色」をリリース。
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rei harakami インタビュー

『暗やみの色feat.原田郁子』
Rei Harakami
(Sublime Records)
IDCS1021/\2100
2006.07.12Release
自分を形作ったものなんて、わざわざ選ばなくても、自分の人生に関与してきたもの全てに決まってるじゃないか!なんて言っても仕方ないわけですね。
ここで挙げた6つに接する機会がなければ、今の自分にはなってなかっただろうなと思うわけですが、やはりどこまで行っても個人的な『出会い』のモノでしかないんです。もしも他の人がここで選んだものと全く同じものを挙げたからといって、ハラカミと同じ人間になろうはずがありません。そんで、自分からは嫌でも逃げられないので、自分で自分をなんとか認めてあげつつ、死ぬまで生きて行ければいいなと思いつつ以下どーじょ。
Robert Wyatt / Old Rottenhat(音楽)
御大の名作アルバムは数あれど、何故かこれ。しつこくこれ。何故なら自分が一番最初に聴いたアルバムだから。一つのアルバムをじーっくり聴き込んでいく事の重要性を感じます。お会いした事もありませんし、お会いする事もないかも知れませんが、忘れた頃にひっそりと発表される彼の音楽を聴く事が出来るのは何にも代え難い喜びです。
わたしは真吾/楳図かずお(マンガ)
ご存知、本当の意味での巨匠。自称、永遠のピーターパン。氏の完成度の高い作品は数あれど、どうしても心の中に残ってしまう一品。執筆中に編集者にあれこれとクレームを付けられて、泣く泣く設定を変えられた部分がいくつか見えてくるんですが、そういうものにもめげず、どうしても伝えたい事を伝えようとする意志の強さが滲み出ています。
Opecode / EZVision(アプリケーション)
MIDI専用お手軽打ち込みソフト。コンピュータで音楽を作り始めた際、一番最初に使ったのが、運のツキ。これに飽きたら他のソフトに乗り換えようと思っている間もなく、99年に開発中止。それでもしつこく使い倒してます。こんな単純明快なソフトがなぜ今はなぜ無いのか? 同じツールを使い続けて行く際に、どうしても見えてくる『足りないモノ』を人間が補ってあげる事で、毎度忘れた頃に新たな発見の連続。
Roland / SC-88pro(音源モジュール)
同時発音数128。個人的には最強マルチティンバー音源モジュール。組み合わせは無限大。と思えたから買ってしまいました。コンピュータを使った音楽は上記のソフトとこの音源で作り始めたので、自分にとっては、血肉化しております。人が自分の肉体から離れられない様に、ずっとこのシステムをしつこく使い続けている事で自分の音楽を自分の音楽として成立させる事が出来ているのだと確信してます。が、もちろん毎度前途多難です。
(ちなみに写真下の機材は、買ってはみたものの全然出番ナシ。)
酒
日本酒、焼酎、ワイン、ビール、紹興酒等々、歴史が作った必要悪。困ったもんです。真面目に作られたおいしいお酒は、おいしい肴をもっとおいしくします。お酒のおかげで、楽しい目にも悲しい目にも
たくさん遭いました。呑めない人には申し訳ありませんが、やっぱり善くも悪くも人生の潤滑油なのではないかと思います。でも適度にお付き合いしないと身体を壊してしまうのも、酒のすごい所かと。
近所
自分が今この街に住んでいるのは、誰の押しつけでもありません。たくさんの偶然やら制約等が折り重なった挙げ句のたまたまです。それはどんな国に生まれた人でもそうです。すごくいい所も全然ダメな所もたくさんあります。外国に行くと、色んな意味で自分がこれまで生きてきた環境について考える機会をもらえてるなと感じます。色んなタイミングが重なって、僕はこの街で音楽を作って生活しているわけです。それは、なーんとなくですが、結果的にはたまたまでは
ないような気がしています。
須永辰緒→rei harakami→二階堂和美